やる気を出すために自己啓発本を読むという方法があります。
自己啓発本は共通して同じことが書かれています。
「行動しろ」
その行動を起こさせるために、本によって異なる様々な言葉で背中を押してくれるわけです。
人にはそれぞれ効く言葉と効かない言葉があります。
しかしどの言葉も効かない人もいます。
心に響きはするけど行動に移るには至らない。
なぜでしょう。
気合いが足りないからと一笑に付すのならこの先の文章は読まなくて結構です。
自己啓発本の言葉はたとえるならガソリンです。
ガソリンを燃やすには車が必要です。
車を運転するには目的地が必要です。
そう、行動を起こすためには目的が必要なんだそうです。
目的地があって初めてそこに向かって移動する。
目的地がわかっていてやる気がでないのと、
目的地もわからずにやる気が出ないのではとても大きな差があります。
前者の場合は自己啓発本を読むと良いでしょう、すぐにガソリン満タン、行動に移せます。
後者の場合は読んでも無駄です。
目的地もわからないのにガソリンを入れても意味がないからです。
自己啓発本を読んでもやる気が出ないのなら、まずは目的地を見つけること。
目的なら持っていると言う人は、今の目的地が本当に自分の目的地なのかもう一度考えるべきです。
将来のなりたい自分、就きたい仕事、楽しい趣味、生きがい。
そういった目的地を見つけると、ガソリンの使いどころも見えてくるはずです。
しかし、そんな簡単に目的が見つかれば誰もが死ぬほどに苦しむことはないんです。
目的がそんな簡単に見つかったりはしないのです。だから焦るし苦しいしもどかしいのです。
ではどうすれば良いでしょうか。
よく考えてみましょう。車には本当に目的地は必要ですか?
あてもなくドライブすることだってあるはずです。
それだけで楽しいと思うことだってあるでしょう。
つまり、ただ目的もなくぶらぶらと生きても良いということです。
人生何が起こるかわかりません。急に目的ができるかもしれないのです。
まずは気軽にぶらぶら生きてみましょう。
ガソリンがなくなったら本でも読んで補充しましょう。
あせらずのんびり生きてみましょう。