最近思うことがある。LGBTが叫ばれ始めるようになって1,2年くらい経つが、本当にそんなに多くいるのだろうか。
LGBTはデリケートな問題だから、他人から自分がLGBTだと告白されたら多くの人は何も言葉を返せないし確かめるすべもない。
下手な質問は相手を傷つけるかもしれないし、どんな些細な言葉が差別的に聞こえるかわからない。
だから逆に言えば、言ったもの勝ちの側面があると思う。「自分はLGBTだ」と言えば周りが特別扱いしてくれる。
誰も踏み込めない安全地帯が出来上がる。資格試験もない、長年の経験もいらない、お金もかからない、
言えばその場で手に入る個性、あっと言う間に少数の限られた人間になれる。
そう考えると、最近急激に増えた理由も説明がつく。要はほとんどにせものなのではないかと。
自分の個性に自信がないからレアなステータスが欲しいと思う。特別な存在にあこがれる。
しかしそれは解決方法を間違えている。レアなステータスを手に入れたところで自信はつかないからだ。
苦しみは消えない。本当に欲しい物は「自分が自分であるという確信」「自分には価値があるという感覚」だと思う。
にせもののステータスは自分をむなしくするだけばかりか、本当のLGBTの人たちにも失礼だと思う。
LGBTである苦しみと、自分に自信がないという苦しみは別物だろう。
だからその解決方法を間違えてはいけないと思う。
自分はLGBTではないが自信が持てなくて15年くらい苦しんだ。今やっと自分と向き合うことが出来てきている。
自分自身と向き合う方法は、別の記事に書いていこうと思う。