バカに関わらないこと

外に出ればイライラすることがいっぱいある。

歩きたばこ。なんで人が吐いた煙を吸わなきゃいけないのか。臭いし煙い。自分だけいい気持ちしてこっちは不愉快極まりない。
犬のフン。誰が靴代を弁償してくれるのか。
雨の日のすれ違い。なんでそっちは傘避けないんだよ。
歩きスマホ。何でこっちだけが道を譲らなきゃいけないのか。
チャリスマホ。輪をかけて危ない。視界と片手をふさいでフラフラする。
スマホ運転。もはや人殺し。注視してなきゃ捕まらないとか自分勝手なこと言ってるクズもいる。実際に人が死んでるんだぞ。
あおってくる車。事故ったらどうすんんだ。どうせ責任取る勇気もねぇくせに。
間に合わないくせに黄色でつっこむ信号無視。自分の都合優先。我慢ができない。
駅ですぐ降りない客。お前のせいで乗る人も遅れるから結果電車が遅れる。大迷惑。そういうやつに限ってチンタラ降りる。
あーイライラする。
気がきかない。周りが見えてない。まるで子供だ。

こういう人たちに出会ったときの対処法は一つだけ、「関わらないこと」

これがとても難しい。まるで理不尽な暴力を受けているようで、ぶつけようの無い怒りに爆発寸前になる。
しかし相手はそんなことにまったく気づかない、悪いとも思っていない。当然だ、意識すらないのだから。
そこでそんな人たちに注意したりしたらどうなるだろう。
人に迷惑をかけていると思っていないのだから、注意されたら怒る。こっちから見れば逆ギレだが、そうは思っていない。
何故怒られたのかわからない。そしてこっちを恨む。くだらない逆恨みを買うことになる。自分だけでなく、自分の周りの人に危害が及ぶかもしれない。

だからあきらめることが肝心だ。本当の子供ならまだしも、大人で子供ならもう手遅れだ。
怒りがこみ上げるということは、相手に何かを期待しているということの裏返しでもある。
だから何も期待してはいけない。運が悪かったとあきらめ、その場は我慢してやり過ごすのが最善なのだ。

どうせ色々な人に知らず知らずに迷惑をかけまくっている人間なんて、ろくな人生を歩めない。
ここぞというときに他人の助けを得られないから、必ずどこかで大きなハズレを引くことになる。
その瞬間を目撃できないことが非常に残念だが、あきらめるしかない。

我慢なんてできない、理不尽には耐えられないと思うかもしれないが、そんなことはない。日頃の習慣はあらゆるところで言動ににじみ出る。
苦労を重ねた人にはそれが見える。いつかどこかで我慢が実を結ぶことになる。
我慢したその場で結果が出るわけではないので、そこがとてももどかしいが、いつか人間としての豊かさに大きな差が出るのだ。

だからイライラに出会ってもぐっと耐え、関わらないようにしよう。自分もそうします。

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